バレエコンクールの結果を次に繋げる大切な話

☆ ローザンヌ国際バレエコンクール日本予選

☆ ユースアメリカグランプリ日本予選

2022年10月に、関西では2つの大きな国際コンクールの日本予選がありました。

日本・関西で国際コンクール予選が行われるにのには、いろんな事情があるのですが、バレエダンサーを目指している子供達にはチャンスの場になります。

沢山のバレリーナさんが参加したと思います。

参加してみて、どんな事を感じましたか?

コンクールなので、結果が1番大切だと思います。

・何位になった!
・スカラシップをもらえた!

確かに上位になったことは素晴らしいです。スカラシップで次の道が開けることも素晴らしいです。

コンクールに向けてレッスンしてきたことが報われる瞬間です。

コンクールで結果を出すためには、日々のレッスンを積み重ねて、考えながらレッスンしてきたと思います。

バレエを踊る・バレエダンサーになるためには、この考えながらレッスンすることが大切だと知って欲しいと思います。

決して結果が1番大切なんじゃないことを知って欲しいと思います。

国際的なバレエコンクールでも、審査のポイントに違いがあります。

ローザンヌ国際バレエコンクールの場合は、バーレッスン審査・センターレッスン審査を中心に、バレエの基本・身体の状態・将来性を重視して審査していきます。

そのため、審査結果を見ていくと、将来バレエダンサーになっていくための準備ができている順番になっています。

バーレッスンとセンターレッスンの時、バレエを踊るために必要な、バレエ基本の考え方・身体の使い方・感じ方を、学び知り日頃のレッスンでやっている。

世界のバレエ界が当たり前のように育てていくように、バレエを学びレッスンを積み重ねていなければ、結果を出すことができません。

ローザンヌ国際バレエコンクールは、バレエを学び考えながらレッスンしているバレリーナさん達が選ばれるので、この先もバレエを学び考えながらレッスンしていけばバレエダンサーになれるので安心です。

結果が出なかったバレリーナさんは、バレエを学び基本を学び、レッスンを積み重ねて下さい。

日本国内のコンクールのための考え方・Vaの練習を大切にするのではなく、バレエダンサーになるための準備を積み重ねて欲しいと思います。

ユースアメリカグランプリは、バーレッスン・センターレッスンを見ながら、舞台での踊りを1番重視しています。

ここ数年、シニア部門では課題としての踊りが予選の踊りになっています。

これは、以前のバリエーションで競い合うパターンと違って、少しバレエを学び考えながらレッスンする大切さがわかるので良かったと思っています。

それでも、最終的にはニューヨークで、今バリエーションが踊れることを重視して結果順位が決まっていきます。

スカラシップは、身長や身体のバランスなどを中心に声をかけていきます。ゴールドとしてのイメージも含まれるようになった感じです。だからシニアの予選は課題曲になったんだと思います。

今の年齢でバリエーションが踊れることは素晴らしいことですが、1人でバリエーションを踊れることと、バレエを学び知ることとは違います。

バレエダンサーになるためのことを学んでおかなければ、バレエダンサーにはなれません。

ユースアメリカグランプリでの結果で、海外に留学するチャンスをもらったら、今までコンクールで結果を出すための練習・イメージ・自信を少し緩めて、世界のバレエを学びなおして欲しいと思います。

結果が出なかったバレリーナさんは、少し落ち着いて考えてみましょう。

来年もコンクールにチャレンジして結果を出そうとするのか?

バレエダンサーになるための準備を始めていくのか?

日本にいると、大人になった時にバレエダンサーとして生きていく道が見えにくいです。

関西や地方では見えにくいですね。だからコンクールで結果を出して!となるのはよくわかります。

でも、大人になった時に踊れる状態になっていないと何もなくなります。

コンクールにもいろいろ違いがあります。日本国内のコンクールは、大体がバリエーション重視です。

将来のための準備を大切にしているわけではありません。

子供の身体は弱いです。成長している段階です。ゆっくり育っていくものです。

ユースアメリカグランプリのようなコンクールを目指すのか!

ローザンヌ国際バレエコンクールのようなコンクールを目指すのか!

お父さん・お母さんと一緒になって考えていただきたいと思います。

ローザンヌ国際バレエコンクール・ユースアメリカグランプリ、両方とも日本国内のコンクールと違って、ワークショップやレッスン審査のなかで、バレエを学ぶ機会があることは、とても感謝することだと思います。

コンクールが悪い訳ではありません。

自分の身体や感性が、どのコンクールに合っているのか? どのようにバレエダンサーになるために準備していくのかが大切だと言うことです。

バレエ教室の先生とも話し合って、自分に合ったバレエの道を進んで欲しいと願っております。

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