クラシックバレエの中でロシア派とは?
クラシックバレエの技法や教授法には、フランス派、イタリア派のように、必ず11派(メソードともいう)という言葉が使われています。
フランス派とは、パリ・オペラ座で伝統的に確立された教授法で、イタリア派はミラノ王立舞踊学校の教師でもあったカルロ・ブラジスによって確立されたといえます。
では、ロシア派とは というと、これが少々分かりにくいです。革命前のロシアで行なわれていた技法や教授法全般をさすこともあれば、アグリビナ・ワガノワが確立したメソードをロシア派という場合もあります。
しかし、厳密にいえば、革命前のロシアにはロシア派と呼ばれるバレエ技法はなかったことになるようです。
それまでのロシア・バレエはフランス人のペローやサン=レオンそれにプティパ、スウェーデン人のヨハンソン、イタリア人のチェケッティら外国人の指導によって発展してきたと記録されています。
ロシア人ワガノワは、革命の前後になってようやく登場する。彼女たちは異国人たちからさずかったバレエの伝統を発展させ、真のロシア派バレエを作りあげました。
国名がロシアになってからもワガノワのロシア派バレエは生きつづけていますが、アサフ・メッセレル (1992年、88歳の生涯を現役教師で閉じた)によるソビエト派が注目されていることも、ややこしく感じますね。
いずれにしても、世界のバレエ界のメソッドは、その国の影響・身体・骨格・気質を中心に考えられ作られ発展していることがわかります。
日本のバレエ界も、クラシックバレエの基準をしっかりと理解して、日本人の身体・気質・環境に合わせて、バレリーナ・ダンサーを育てる事が大切だと思います。
バレエ教室・バレエ教師が、できる限りの力を使って応援できるバレエ環境を願っています。
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