おへそ・骨盤を横に向けたアラベスクはバレエではないですよ!
バレエの踊りのアラベスクは、解剖学、カラダの仕組みからみると、無理に関節を可動させないとアラベスクになりません。
まず、脚を後ろにあげる事が難しい事です。
股関節の伸展、後ろに脚をあげる角度は、15度ととても股関節だけでは上がりません。
次に脚を上げるためには、骨盤と腰を前に傾けないと上がりません。腰の骨は脊椎と言って首から骨盤まで縦に積み木のように積み重なってできている骨と骨の長い関節になっています。
脚を後ろにあげるためには、股関節15度と骨盤、腰椎を前に傾けます。腰椎を前に傾けると、縦に長い背骨も一緒に前に傾きます。
胸椎、頸椎、背骨を前に傾けてしまうと、脚を後ろにあげたら胸椎、頸椎、その上の頭も前に倒れていきます。
脚を上げて、頭が前に倒れていると、アラベスクになりません。
股関節、骨盤、腰で脚を後ろにあげた時に、頭が前に倒れないように、頭を真っ直ぐ後ろに、目線をまっすぐ見ながら顔をまっすぐに保ちらがら後ろへ引っ張る事で、背骨を反らす事が出来ます。

使う筋肉は、股関節を15度後ろへ動かして、骨盤と腰を前に傾ける、それと顔、頭をまっすぐ後ろへ引っ張る首周りの背筋の小さな力だけです。
この骨盤と腰を前に傾ける事と顔と頭をまっすぐ後ろへ引っ張る練習方法は、
前後開脚です。正しく前後開脚するとアラベスクをする為の骨盤や腰の使い方と柔軟性と、顔と頭を力の入れ方、背中が反る感覚と柔軟性がすべて出来るようになります。

この前後開脚ができるようになれば、バーレッスンで軸足を中心にして前後開脚の感覚で、アラベスクすると脚があがるようになります。
脚が90度ぐらいまで上がるようになれば、いよいよアラベスクでのアンディオールが必要になります。
アラベスクのアンディオールは、後タンジュから始めましょう。
美しいバレリーナさんの後姿を見せてもらい、見る練習をしましょう。後ろから見た時に、お尻にえくぼが出来ていると思います。どのタイミングとどこに力を入れるとえくぼができるかを見て覚えましょう。
おへそ・骨盤を横に向けたアラベスクをしているバレリーナさんは、いつでも応援させて頂きます!
このブログは、バレエボディトレーナー・IMURAが、バレエの身体の正しい使い方を解説しています。
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