競い合って踊った後の感じは?
バレエコンクールは、総合芸術バレエの世界とは違う感性・イメージです。
1人だけの踊りで競い合う。身体にも心にもかなりのストレスが襲いかかってきます。
緊張・興奮・アドレナリンなど、身体への刺激が多く、本番前までの期間、少しずつ積み重なってきます。
脳内麻薬も分泌される事により、目標の為に辛くてもバリエーションの練習を続けることができます。
わかりやすく言うと、クセになっていくと言うことです。
総合芸術バレエでの舞台も、同じ身体と心に刺激を受けていきます。
どの役柄で踊るのかで違ってきますが、全てのバレリーナさん・ダンサーさんは、そのクセになる刺激を受けて舞台で踊り続けます。
総合芸術バレエでは、見て下さった方の評価・感想によって、プロならば踊り続けることができるかが決まってきます。
生徒の場合は、試験・発表会での踊りで、次のクラスへ進めるかなどが決まります。
総合芸術バレエでは、過去の努力と、今の踊りと、未来の成長を、総合的にレッスンの時、舞台での踊りと、評価してくれるので、自分自身の実力や、バレエとの向き合い方が理解できるので、納得しながら進んでいけます。
この納得しながら進めるときの心は、ストレスもかかりますが、自分との向き合える事により、意味もなく自信を無くす事はありません。
自分自身のバレエとの向き合う力で、踊りが変わっていくことも感じ、同時に評価も変わる事を実感しながら進んでいけます。
そのような育て方が、総合芸術バレエです。
日本のバレエコンクールは違います。審査する審査員は、踊っているバレリーナさんの、過去を知りません。今の踊りも一瞬だけです。未来もわからないでしょう。
評価の基準も、1位~と順位で見られます。
コンクールに出場しているバレリーナさんの周り全ての目・評価が、順位だけで判断される。
とても、心の負担が大きいです。特に小さなバレリーナさんの場合は、結果が出なければ自信を無くしていきます。
普段のレッスンから、ストレスのおかげで顔の表情・表現も少なく小さくなっていきます。
心も身体も、固まり・縮まり、追い込まれた気持ち・身体になっていきます。
それでも、日本のバレエ界・今のバレエ教室では、練習してコンクールで結果を出さなければ、バレエ教師から声がかかりません。レッスンも見てもらえません。
それが、今の日本のバレエ界です。
結果を出せない為に、あきらめるバレリーナさんが多く、自信をなくしてしまい、大人になっていきます。
もともとバレエは、総合芸術です。芸術家を育てていく為のバレエです。
スポーツ・体操のように、競技・競い合うものではありません。
そろそろ、バレエコンクールの流行り!
小さな時期から、芸術・感性をつぶすような練習・レッスン・コンクールは、考える時期になっていると思います。
感性豊かで、笑顔がいっぱいの、素敵なバレリーナさんを、バレエ教師・お母さま・お父さん、育てるために。
真剣に考えて応援していきましょう。
バレエボディトレーナーとして、全力で応援させて頂きます。
周りと比べすぎないで、総合芸術バレエを大きな視点で考えていきましょう。
このブログは、バレエボディトレーナー・IMURAが、バレエの身体の正しい使い方を解説しています。
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