バレエのかまあしとは?
足先が内側へ向くこと(足首関節の内転)をかまあしと言われます。
バレエは、客席の目線から踊りを作り出していくものです。その客席からの目線によって開くという身体の使い方・方向・ポジションを基本として構成されています。
そのために、足先・膝・股関節からターンアウト・アンディオールする事が、美しく踊る・魅せる為に大切な基本です。
足先・足首のかまあしも、レッスンの時から見せる・見られているポイントだと意識してコントロールできるようにガンバって下さい!
足先・足首は、本来人間の感覚では、内側へと向いていたいと持っているものです。
人間の身体は、内から外側へと衝撃などに強い構造になっています。全面よりも後面の方が強くなっています。
この身体の仕組みと逆の方向、足先を美しく開くと言うことは、足先の前面を見せると言うことです。
犬や猫などでも、よっぽど信頼している相手にしか身体の前面を見せたり撫でさせることはありません。人間も動物ですので本能的には、守る力が働きますので前面を見せる事は簡単ではありません。
バレエを踊っている時には、誰も襲ってきませんので守る必要はありませんが、バランスを崩したときや、振りを間違ったとき、緊張が強いときなど、瞬間的に守ろうとします。
その時には、身体の反応として前面を隠そうとします。足先で言うとかまあしです。
踊っている時に、どうしてもかまあしが。。。そんな方は、意識して身体の反応をコントロールするレッスンをしてみると良いと思います。
踊りは、心が現れます! 自分自身の心と身体を知り、素直に踊る身体と心へと育てて欲しいと思います(*^_^*)
あなたの素直な心を、もっと伸ばして下さい!
かまあしのポイントとして、足の指の使い方も大切です。
足の指は、元々つかむ為に作られています。手の指で考えると、指を曲げて物を掴むために関節が内側へと(手のひら・掴む側)曲がるようになっています。
反らす事ができない関節の仕組みです。
足の指の仕組みも、反らす事ができません。ですので、バランスを崩したりしたときに、ついつい足の指を曲げて床をつかもうとします。
いくらつかんでも床はつかめません(>_<)
つかめないと次に、全身の大きなっ筋肉を固めて(縮めて)何とかしようとします。
バレエを踊っているときに、力が入った踊りや硬い踊りに見える理由はここにあります!
いくら頑張っても床は指でつかむことはできないので、つかむことをあきらめて下さい。
つかむのではなく、少し反らす・しっかり指を伸ばして、指の内側の面で床を押す!
このイメージができると、大きな筋肉で何とかしなくなります。柔らかく踊れるようになります!
足の指は、ついつい曲げたくなります。それから親指だけで何とかしたくなります。これは、親指を曲げることがしにくい足指だからです。
曲がりにくい親指を使うと床を押せる事を身体は知っています。それならば、親指以外の指もしっかりと伸ばして、指の内側を面として使い、床を押すと踊りが変わります!
ぜひ、足の指の使い方を意識してレッスンして下さい!
応援しています(o^^o)
このブログは、バレエボディトレーナー・IMURAが、バレエの身体の正しい使い方を解説しています。
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