バレエ公演の特等席はどんなところ?
一般的なバレエ愛好者が選ぶべき席は、前から15番目あたりのまん中だと言われています。
これなら登場人物はもちろん、照明、オーケストラも含めた全体が見渡せるし音響、光度効果もよ踊り手をよく見ようとしていちばん前の席などへ座っても、バレエの面白さや素晴らしさを見失ってしまいます。
観客席はふつうS席、A席、B席と分けられているが、これも必ずしも 席が特上とは限らない。S席の最後部を買うくらいならA席のS席寄りを手に入れたほうがお得(^O^)
また、振付を勉強中の人は、舞台正面から45度ななめの席に座ると、踊りの構成がより明確に見られるのでお勧めします。
5倍にも楽しめるお得なバレエ鑑賞術
バレエ鑑賞法は人によってさまざまだが、つぎのポイントに注意を払えば、5倍にもバレエが楽しめるので参考じして下さい。
①踊り手と一体化する
まずは踊り手の全体の動きやテクニックを見ながら、物語の主人公と自分を一体化する。こうすれば自然と自分自身の体にしなやかさや軽やかさを感じます。
②踊り手の織りなす線を楽しむ
優雅で流麗な踊りからは、美しい身体の線が生みだされる。ひとつひとつのポーズは彫刻のようであり、アラベスクなどは一連のフレスコ画やレリーフを見る喜びがあります。
③音楽との融合にひたる
もしバレエから音楽を抜いてしまったら、どんなに美しい踊りもたちまち色あせてしまうだろう。それだけにそんな舞台に出逢う喜びはかけがえのないもです。
④役柄と踊り手の関係を見る
バレエにはストーリーがあるので、踊り手はただテクニックを見るだけではなく、その役がもつ性質や心情をも表現しなければならない。バレエを見るときは、ストーリーはもちろんそれが生まれた背景まで知ると、踊り手の出来・不出来がよりはっきりわかるようになります。
⑤踊り手の個性、質を見る
④と関連するが、踊り手が自分の役をどのように解釈し、表現するかを細かく見つめる。優れた踊り手は架空のストーリーをも真実にその役柄をより深みのある変え、ものにする。たとえばウラノワが演じたジュリエットがそうだった。乳母と遊び終えた若きジュリエットが、鏡に映る自分をチラリと見る一瞬。鏡の中の自分は、少女期を終え大人の女になろうとしている。ジュリエットはそう感じて誇らしい気分になるが、その反面、乳母の手を離れてひとり立ちする不安でもある。ほんの数秒の場面だが、ウラノワはこの短いあいだに身体の動きと表情で、揺れる”思春期像”を見事に体現したと伝えられています。
このように天性の素質と磨きぬかれた技、ずば抜けた心理描写を目のあたりにすることは、バレエの醍醐味です。疑問に思われる方はポニー発売のソ連映画「ロミオとジュリエット」でどうぞ。
このブログは、バレエボディトレーナー・IMURAが、バレエの身体の正しい使い方を解説しています。
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