バレエのクラシックとモダン?社交ダンスは?

新しくてもクラシックバレエ!

クラシック・バレエという呼び名は一般的だが、細かくみると3つの意味が含まれていると言われています。

ひとつめに、文字どおりモダンに対するクラシック。つまり19世紀までに作られたバレエ作品すべてを表わすいいかたです。

ふたつめには19世紀以後のロシアで振付師マリウス・プティパが完成させた様式。つまりマイムの場であるパ・ダクシオン、グラン・パ・ド・ドゥ、グラン・パ・ド・トロワ、を含むグラン・パが、その作品の中で重要な位置を占めているものをクラシック様式といいます。

最後に、20世紀になって制作された作品のうち、クラシック様式を踏襲して作られたものも、クラシック・バレエと呼ばれています。

 

モダン・バレエは実にあいまい!

モダン・バレエというとどこか耳ざわりがよいですが、これほど漠然とした言葉もないと思います。モダンということから「時代的に現代のバレエ」ともとれます。「現代音楽によるバレエ」とも、また「主題やスタイルが現代的なバレエ」ともとれます。

しかし現代音楽に振付けされてもクラシックの技法を使って踊られる作品もあります。主題が現代的であっても、演出がそれに伴っているとは限らない欧米でのモダンを意識して作られた作品を整理しても「モダン・バレエ」と呼びうるものは数えられる程だと言われています。

中には振付師が自分の作品傾向をわかりやすく観客に伝えるために便宜上「モダン・バレエ」と名付けているのではないかと思われる作品も多いようです。

日本でも、モダン・バレエと称した、オブジェ風、アブストラクト風、さらには大音響を轟かせたロック・ミュージックを伴奏にしたバレエ公演というものに接することがあります。

しかし、その実態は観念や理論が先行し、踊りそのものは二、三十年以前のステップを使ていると耳にします。

しかも踊り手は身体的にも技術的にも、少し寂しいですが魅力的とは言えないと。。。

バレエ・バレリーナ・ダンサーがストイックすぎるのでしょうか?

そうではないと思います。モダンダンサーも一段とトレーニングで鍛えぬき、美しく表現することをイメージして、魅力的なダンサーを目ざして欲しいとよく耳にします。

改めて「モダン・ダンス」とは?

モダン・ダンスは近代舞踊と訳される。ヨーロッパの古典芸術舞踊であるバレエがもつ規範化された踊りの型や、トゥシューズで踊り手を拘束し、その踊りに喜怒哀楽の感情表現を許さないバレエを否定するところから出発したようです。

舞踊芸術は本来いかにあるべきかという理念に立ってまったく新しい観点から20世紀初頭に創造された芸術舞踊と言うことです。

はじめドイツで隆盛したところから「ノイエタンツ (新舞踊)と呼ばれたが、イサドラ・ダンカンの活動によってそれはさらに新しい方向へ進んだと言われています。

ダンカンは、古代ギリシアの踊りに自由の霊感を求め、精神的·肉体的にバレエをそれまでの因習と手かせ足かせから解放し、自由で自然な身体芸術にまでもどしたと伝わっています。

これがヨーロッパの若者に熱狂的に迎えられさらに世界各地に広く影響をおよぼし普及するに至り、モダンダンスと総称されるようになったようです。

その誕生からもわかるように、本来極めて個性的で、舞踊作家によって、表現主義,身体主義·心理主象徴主義など多種多様で各々それなりの理論を備えている。

しかし昨今では”亜流“も目立ち、本来の精神的自由さは認められなくなり、バレエ以上に古典主義的思想の作家や主宰者が「モダン・ダンス」の名のもとに公演や訓練にあたっているケースが多いのは残念ですね。

クラシックバレエは、決められた・創られた事を守り舞台で踊る古典・クラシックです。

確かに窮屈だと感じる人もいると思います。ですが、その窮屈さは究極の芸術だという事だと思います。

それを身体を使って表現しながら踊る、とても人間の身体では出来ないことをするという難しい事だと感じています。

だから、自分自身を見つめ感じて日々レッスンを積み重ねていくんですね。

バレエが全てすごいと言っているわけではありません。ですがバレリーナ・ダンサーの日々のレッスンは凄い事です。

バレエは踊るの基本と言われる訳がよくわかります!

 

最後に「社交ダンス」とは?

社交ダンスとは、社交・レクリエーションを目的にした踊りで、踊ることによって楽しむというのが主であるようです。

野外でのフォークダンスを含むが、今日では、主に室内での踊りをさしていうことが多いですね。

この種の踊りは人間が集団群居の生活様式をとると同時に始まったもので、カップル (組舞)で踊られ、しかもパントマイムな、テーマをもたない踊りから出発したと言われています。

歴史的には16世の宮廷舞踊にさかのぼるが、一般の風習として発展したのは19世紀後半のワルツの流行以後と記録されています。

20世紀になり、ダンス・ホールが民主的公共性をもつようになると列、輪を作る踊りから男女がカップルとして独立する組舞が好まれるようになり、ポピュラー音楽やジャズ音楽を伴奏に、陽気で解放的に踊られるようになってきたようです。

しかし、1910年代にバーノン・キャッスル夫妻が活躍し、踊りに優雅さをとり入れ、そのための技法を確立し新風を吹き込んだと伝わっています。

こうして近代・現代の社交ダンスの形ができあがったということです。

 

ダンス・踊るといってもいろいろなイメージがあります。どの踊りでも人の心を感動させ魅力的で引きつけるダンサーは素晴らしいですね。

ぜひ、魅力的な感動を与えることができるダンサーになって下さい!

応援しています(^O^)

このブログは、バレエボディトレーナー・IMURAが、バレエの身体の正しい使い方を解説しています。

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